校長あいさつ

 本校は、今年で学校創立百周年の節目を迎える伝統校です。
 長い歴史の中で、数々の地域社会を支える人材を輩出してきましたが、それを支えていたのは、中国の古典『易経』を出典とする校是「自彊(じきょう)」の精神です。
 地にある水は蒸発して雲となって天に行き、雨となって地に降り注ぎ、万物の生命を生み出す、剛健で一日として休むことがない自然の営み。それに倣って、「自(みずか)ら彊(はげ)む」ことを目指す。つまり、命を生み育てる大自然の営みを手本にして己の人格を磨くことを勧めた言葉、それが「自彊」です。この深淵な精神のもと、多くの卒業生達がよりよき社会作りに自ら彊んできました。
 そして現在。津商は地域に愛され、信頼される県北唯一の単独の商業高校として屹立しています。
 「つしょうレインボー・プロジェクト」と銘打った国立教育政策研究所教育課程研究指定事業は、H28年度、H29年度の2年間で多くの方に支えられながら終了しました。「育みたい資質・能力」を具体化し、「津商モール」を核とした教科と特別活動の往還を目指した同プロジェクトは「キャリア教育」に関する観点からも大きな成果を上げたと言えます。そして、その成果をさらに継続・発展させるためH30年度、R元年度の2年間、「商業高校における特別活動と各教科の学びの往還による「身に付けさせたい資質・能力」の更なる成長の検証」という研究主題で国立教育政策研究所教育課程研究指定事業を実施しました。私たちは4年間の研究で多くの事を学び実践に移すことができました。
 津山商業高校は創立百周年、そして、さらなる未来に向けた発展を遂げるため、自分を信じ、仲間と力を合わせて、様々な方々とコミュニケーションを図りながら、アクティブに自律的に行動できる「真に『自立』した人間」の育成を目標に邁進します。その先には、本校で学んだ資質・能力を身に付けた人々が、「一日として休むことがない自然の営み」の如く、津山商業を中心として過去、現在、未来と脈々とつながり、「自分の力を発揮して社会に貢献する」姿がはっきり見えます。
 「真に『自立』した人間」として、虹の彼方にあるすばらしい未来をきりひらける人材へと育つ学校ーそれが津山商業高校です。本校の教育活動について、より一層の御理解と御支援を、お願いいたします。

岡山県立津山商業高等学校  校長 石下 義久

つーちゃん
つーちゃん

音楽祭では、生徒と一緒に校歌を熱唱する

“アツイ”校長先生なんだよ~!

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