演劇ワークショップ「きたむーをイスから立たせよ」

7月7日(金)・10日(月)・11日(火)、「コミュニケーション能力育成のための芸術表現体験」LHRとして、3年生全員がクラス毎に演劇ワークショップに取り組みました。講師は、林 成彦先生・北村耕治先生・河野 悟先生・菊池ゆみこ先生。いずれもプロの演劇人です。

課題は題名のとおり「イスに座って本を読んでいるきたむー(北村さん)を立たせる」こと。3・4人一組となった生徒達は、1日目にきたむーを立たせるためのシチュエーション作りと練習・リハーサルを行い2日目に本番を行いますが、きたむーを立たせることはできません。「イソップ童話の『北風と太陽』の、北風じゃなく太陽みたいなアプローチが大切かも…」とのアドバイスを受けて、各チームとも仕切り直し。3日目にリベンジを期します。

結果は、4クラス41チーム中できたむーが立ったのは3組。成功チームのメンバーは「やったー!!」と大喜び。失敗したチームの人達の顔にも「みんなでやりきった」という充実感があふれていました。
「津山商業を卒業して進学や就職したら、きたむーみたいに、君たちとは考え方や価値観が違う人との出会いが待ってます。その時に、面倒だから関わらないじゃなく、相手の心に寄り添うことで世界が広がります。そのことを忘れないでください!!」林先生の最後の言葉が、生徒達の胸にしみ込んでいました。

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